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この作品は、1987年からTV放送されたアニメ作品ですが、先ごろ機甲戦記ドラグナー DVDメモリアルボックスが発売されました。当時「機動戦士ガンダムZZ」の後番組として製作され、ガンダムに次ぐ新しい路線をと企画されたと記憶しています。ストーリーは月に樹立された統一帝国ギガノスと地球連合との戦争のさなか、ケーン、ライト、タップの3人の少年たちが偶然手に入れた新型メタルアーマー「ドラグナー」を駆ってギガノスと戦いを繰り広げるという「ガンダム」を踏襲したものになっています。 ですが、大貫健一氏がデザインした3人の少年たちは明るく軽いノリで等身大の若者という感じです。次回予告での3人のかけ合いは笑えます。これは芸達者な声優さんの熱演もあるでしょうね。他のキャラも男女ともいずれも美形ぞろいですし、ヒロインも含め地味な感じですがそれがかえって現実的です。物語の舞台も「ガンダム」より現代に近く、特に連合軍の兵器などは現在の物に近い雰囲気です。監督が神田武幸氏ということで、キャラクターが前面に出ていながら舞台設定のしっかりした物語というのもうなずけます。 後半になると凶悪なキャラや巨大兵器が登場したりと、SF的な味付けが薄れ、よりアクション性が強まっています。芦田豊雄氏デザインのコミカルとも言えるインパクト大のキャラは、大貫氏のキャラがハリウッド映画に登場するような感じであるとすれば、香港とかアジア映画に出てきそうな雰囲気があります。 大河原邦男氏のデザインするところのメタルアーマーはシンプルかつスタイリッシュで、後ろから見るとフレームが丸見えなのが斬新でかっこいいです。ドラグナー1〜3号機が共通のフレームになっていることや追加装置を装備して飛行すること、その他武装の設定なども後の「ガンダムSEED」シリーズに受け継がれている部分もあります。ただ、OP映像に出てくるドラグナーは設定画と全然違うんですが、それはそれでかっこいいです。それから後半で1号機と2号機はパワーアップするのですが、ぼこぼこしてあまりかっこよくないですね。それに大気圏内装備のはずなのに宇宙を飛行するというのは?です。 この作品は「ガンダムじゃない」ためあまり人気が出ず、放送終了後も話題に上らなくなり、忘れ去られた作品でしたが、おもしろい作品です。ぜひおススメです。DVD以外にもバンダイチャンネルであまり高画質でありませんが視聴できます。また「機甲戦記ドラグナー コンプリートアートワークス」という本もでています。 ドラグナーの公式サイト
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